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Ni-Tiワイヤー

Ni-Tiワイヤーは当院の矯正治療でメインに使っているワイヤーで「ナイタイワイヤー」なんて呼ばれたりもしますが、正式には「ニッケルチタンワイヤー」と言います。
このワイヤーは超弾性能を持つ合金、形状回復性に優れた合金でできています。

 

 

反対咬合の治療

理想的な歯列の形状に合わせて作られたNi-Tiワイヤー。


 
 
反対咬合の治療

10歳の患者さん、前歯の反対咬合の治療を開始します。


 
 
反対咬合の治療

Ni-Tiワイヤーを歪ませて装着することによって、前歯を前方へ動かす弱い力が持続的にかかります。


 
 
反対咬合の治療

1カ月ほどで前歯が前方に出てきました。


 
 
反対咬合の治療

Ni-Tiワイヤーが元の形状に戻っていることがわかります。

 

 

 

 

 

このようにNi-Tiワイヤーを使うことによって、とてもシンプルな装置で歯を自在に動かすことが可能となります。また歯列矯正のみならずブリッジや入れ歯の補綴前処置や歯周病の治療などにおいても活用されます。