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最近出会った本

歯科専門書店でこちらの本をたまたま手に取り読んでみると、著者の先生がご自身の失敗症例を包み隠さず披露されていることに感銘を受け購入することにしました。
歯科医も普通の人間ですから自分の失敗はできる限り他人に見せたくないものです、しかし我々の仕事は成功した症例から学ぶことより、失敗した症例から学ぶことの方がはるかに大きいです。

失敗症例は術者にとって想定外のことが起こることによって生じます、その経験が知識や経験値として蓄積されていくのですが、私のような町の小さな歯科医院がもし失敗ばかりしていたら、あっという間に潰れてしまいます、患者さんにとってもいい迷惑ですね。ですから先輩歯科医の経験から学ぶことがとても重要であり貴重となります、しかし先ほども言った通り失敗症例というのはなかなか世に出てきません。

著者の先生はこの本の中でご自身の失敗症例を事細かに紹介し、なぜ失敗に至ったのかを正確に分析検証を行ない、読者が失敗しないためにはどうすればいいかを丁寧に解説されています。自身の名声のために書かれた本ではなく、後進の指導のために書かれた本だという熱意が伝わる1冊でした、良い本に出会えることができました。
 

 
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