当院の滅菌処置について
以前も滅菌については触れたことがあるので同じような内容になってしまいますが、先日読売新聞に以下の記事が出ていましたので、改めて滅菌についてのお話です。
記事の内容：歯削る機器、滅菌せず再使用７割…院内感染懸念
当院では血液や唾液に触れるものはすべて滅菌処置、またはディスポ（使い捨て）のカバーを取り付けて診療にあたっています
患者さんが診療室に入る前の状態、治療に合わせて、必要な器具を取り付けます
左からタービン、コントラエンジン、超音波スケーラー、スリーウェイシリンジを装着したところ
確かに過去にはタービンなどの切削器具に対してアルコール消毒だけで済ませるというのが一般的だった時代がありました
しかし時代の流れとともに感染や滅菌に対する意識というのはあらゆる分野で高まっています、こんな時代にアルコール消毒だけで済ませるというのは許されないことでしょう。
こういった記事が世に広まることによって、歯科医自身も当たり前だった自院のシステムを見直す良い機会になると思います。
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