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バンドループ

患者さんは8歳、乳歯Eが早期脱落したため6番が近心移動し5番の萌出スペースを塞いでいます。

 

 

口腔内を見ると4番と6番の間に全くスペースがないため5番が自然に萌出するのは無理そうです、そこでこのままにしておくか積極的な治療を行うかをご両親と相談します。

 

 

その結果、積極的な治療の同意を得たので、まず4番を抜歯します。

 

 

6番がこれ以上近心移動をしないように、つっかえ棒となるバンドループという装置を装着します。

 

 

6か月後、5番が萌出してきました。

 

 

そこでバンドループはもう必要ないので外します。

 

 

更に6か月後、完全に5番が萌出し、また本来6番が位置する場所に7番が萌出してきました。

 

 

7番の位置にはいずれ8番が萌出するかもしれません。

 

 

若干上下顎の咬合に隙間がありますが、年齢が若いので今後成長過程でより緊密になっていくと思われます。 また今回の処置はもしかすると一部の歯科医からオーバートリートメントだと指摘されるかもしれませんが、これからは人生100年の時代ですから、少しでもトラブルの原因と考えられるものはできるだけ早い段階で取り除いておくべきだと考えています。