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ICOI日本学術大会

21日の日曜は診療を休診にしてICOI日本学術大会に行ってきました
ICOI(International Congress of Oral Implantologists)は国際的な口腔インプラント学会であり、世界最大規模のインプラント学術団体でもあります。
3日間行われていたのですが、さすがにすべてのプログラムには参加できず、最終日のみの参加となりました。

最後に講演されたDr.Ady Paltiは講演終了後、私たち聴講者に向かって強い口調で問いかけます「あなたがオペをしたインプラントの10年生存率は何%ですか?95%を超えている歯科医はそのまま現在のやり方を続けていってください。95%以下の歯科医はあなたの技術的な問題点を見直す必要があります」と、、これは現在のインプラント治療の問題の核心ではないでしょうか。
もう一つ印象に残ったのは「ボーン・インテグレーションについては、もはや論じる必要はない、これからはティッシュ・インテグレーションだ」(正式な名称ではなく、おそらく造語だと思います)
ソフトティシュ(軟組織)に如何にアプローチするかがインプラント治療成功の鍵ということです。
 

 

檀上で講演するDr.Ady Palti

壇上で講演するDr.Ady Palti