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デンタルテクニシャン

写真はデンタルテクニシャン(歯科技工士)の青木さんです
以前もブログで書きましたが、青木さんのラボは歩いて2,3分の所にあるので、
いざという時、電話一本ですぐに駆けつけてもらえ、とても感謝しています。
逆にラボで何かあれば私が駆けつけることもできます。

歯科の補綴物というのは、実は歯科技工士の腕によってほとんど決まってしまいます
歯科医がやることは、印象、シェードガイド(歯の色)、指示書、口腔写真など、あらゆるものを使って、正確に患者さんの口腔内の情報を伝達するということだけ。

しかしどれほどたくさんの情報を送っても、歯科医と技工士が頭の中でイメージする『理想とする最終形』が一致していないと残念ながら、患者さんにとって満足のいくものは生まれません
最も重要なのは歯科医と技工士が同じ『理想とする最終形』を共有しているということ。

そのためには、原始的ですが、日ごろから模型片手に、もしくは写真1枚で、ああでもないこうでもないと議論することしかないと思っています
その積み重ねによって、お互いの理想形が理解でき、より精度の高い連係が生まれると考えます。だからスープの冷めない距離にいて欲しいのは、私の場合は歯科技工士ということですね。
 

技工士青木写真

シェードテイキング中の青木さん