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歯茎の際の審美性

写真は20年前に入れた前歯3本の歯茎の際に、歯根が見えるのが気になるということで来院された患者さんです。
セラミックのかぶせ物は20年経っても色あせることなくとてもきれいですが、経年的な歯肉退縮や挺出による先端の不揃いが認められます、しかし20年という歳月を考えれば十分役割は果たせたのではないかと思います。
治療当時は最も信頼性の高かったメタルボンドクラウンによる修復ですが、フレームやコアにメタルを使用しているため歯肉がうっすら黒く見えてしまうのが難点です。

 

 

歯茎の際の審美性

歯頸部の歯根が露出して審美障害が認められます。

 

 

歯茎の際の審美性

メタルボンドクラウンおよびメタルコアを除去し根管治療を行い、ファイバーコアにて土台を作ります。

 

 

歯茎の際の審美性

模型上で作製されたオールセラミッククラウン(e-max)

 

 

歯茎の際の審美性

今回クラウンおよびコアをメタルフリー(金属を使わない修復物)で行うことによって、より透明感のある美しい歯冠修復が可能となります。

 

 

歯茎の際の審美性

治療完了、より自然で透明感のある審美性を回復することができます。

 

金属を使わない修復は優れた審美性を獲得し、将来歯肉退縮を起こしたとしても今回ほど歯根の露出は目立たないのではないかと考えられます。
次は30年後まで再治療なしで機能してくれることを願います。