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100時間セミナーが終わりました

4月から始まった認定講習会が今月ようやく終了しました
振り返ってみると申し込みをした当初は本当にこんなに高い費用を払うだけの価値があるのだろうかと半信半疑でした、しかし実際カリキュラムがスタートすると期待以上の中身の濃さ、質の高い講義内容、いい意味で予想外でした。

恥ずかしいことに自分自身わかっているつもりが実は知らないことばかりで毎回新しい発見があり、月に2回の講習が毎回楽しみで仕方がないという日々を過ごしました。
講義内容はインプラントのみならず基礎歯学から咬合、歯周病、わずかですが矯正や歯内療法にいたるまであらゆる分野を網羅し、1口腔単位、さらには全身的あるいは患者さんの生涯を見据えた全人的な治療計画を立てることの重要性を教えられました。
そして著名な先生方の講義は知識や技術だけでなく何のために歯科治療をしているのか、自分が最終的にたどり着きたい歯科医師像とはどういうものなのかということを講義を通じて常に問いかけられていた気がします。自分自身の歯科医師としての仕事に対する姿勢をもう一度見つめなおす良いきっかけとなりました。

そしてもう一つの収穫は目標を同じとする素晴らしい仲間に出会えたこと。
私を含めた25名の受講生が8か月間、共に学ぶことによって出身大学も年齢も全く違うのに不思議と連帯感が生まれ、カリキュラムが終わることが名残惜しい気持ちにさせてくれました。
実績や知識が豊富な先生方、やる気と情熱に満ちた先生方に囲まれ、講習後は飲みに行っても延々歯科治療の話、ただただ圧倒されっぱなしでした。

今後はこの講習会を主催している日本インプラント臨床研究会の一員として末席に名を連ねさせていただくので、末長くお付き合いしていただければと思います。ところで居酒屋で酔っ払いの私たちがパソコン開いてオペ中の写真を見ながらああでもないこうでもないと話し合っている姿は、傍から見ればさぞかし異様な光景だったことでしょう。。

 
修了式集合写真

 

修了証書の写真

カリキュラム終了後に頂いた修了証書